中古で物を売るのって苦手なんですよね……。

 iPhone12とMacBookSE(ARMBook)が欲しいんですが予算がまったくなく、なんとか捻出できないかと思って「iPhone12とMacBookSE(ARMBook)を買うならいらなくなるもの」をピックアップして中古価格を検索したんですが、どうにも前向きになれずに困っています。

 iPhone XとPixel3は子供たちが欲しがっていますし、MacBookAirは子供の友達が来た時にマイクラをプレイするように使っているので、という理由があるんですが、そもそも私のものを私がどうしようと私の勝手なので、多分なんですけど理由を見つけて「売りたくない」と思っているんですよね。自分の買ったものを中古で売るのが苦手なのです。

 思えば小学校低学年の時に古本屋を開くという人が漫画の買い付けに来たんですが当時ドラえもんとかを売ろうとして出したんですが「そういうのはあるので」と断られた記憶があり、売れないならいいや、というよりも自分の大事なものが人にはいらないものであるという事実を突きつけられて酷くショックだった記憶があるんですよね。

 多分その時から自分のものを中古で売るのが苦手で、今覚えている一番新しい記憶が10年前にスレイヤーズ!一式を3000円で売ったのが最後だと思います。スレイヤーズ!だって置く場所があれば売らなかったんですけどね。

 基本的に意味のない買い物はあまりしない方で(おやつは別)、買ったものはなんらかの自分的な意味がありそれが持つ立ち位置があって購入したものなので基本的に不要になって売る、というのは新しい製品を買った時しかないんですよね。でも新しい製品に次々に飛びつくタイプでもないので新しい製品を買った時には古い製品はもう中古では売れない事が多くて、結局私の手を経由したものは家族に渡されてその後捨てられるか、私の手によってリサイクル箱に送られる運命なのです。

 知っている人の手に渡るのは全然平気なので、多分なんですけどものに対して「愛着」を持っていて、捨てがたい、という気持ちなんだと思います。

 今まで冷静に考えた事がなかったので新鮮です。

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如月翔也

 ガジェットとAppleとTRPGが大好きな中年男です。文章をとにかく書くのが好きなので毎日のように色々なブログで文章を打ちまくっています。もし何か心に引っかかるものがあれば私のTwitterをフォローして頂けると更新情報が流れます。