兎に角出力せよ>練習

 物事の練習にはインプットとアウトプットがあるんですが、基本的にアウトプットを中心に考えてアウトプットするためにはどういうインプットが良いかを考えていくべきですし、悩んでいる暇があったらまずアウトプットしてからアウトプットを検討し必要なインプットを行い直してまたアウトプットをするべきだと思うのです。

 人間入力だけでは限界があるというか、どれだけ音楽を聞いても手を動かして練習しなければ楽器は弾けないし、声を出して歌わないと音程は合わないのです。同じように文章も読むだけでは決して上達せず書き出して書いたのを読んで必要に応じて修正の段階を繰り返すべきで、出力なき入力には(趣味で楽しむという意味はありますが)技術としての意味がなく、入力なき出力には練習としての意味があるので、入力量以上に出力して構わないのだと思います。

 アウトプットが出ない時、インプットが足りないからだ、はみ出すまでインプットしろ、という意見も正しいと思うのですが、逆に普段からアウトプットして行かないから出ないのだという意見もあると思い、私は前者の意見だったのが今は後者の意見で毎日ブログを書いてTwitterをするようになったのです(そして絵の練習もしている)。

 毎日出力していれば出力量の増減はあれど「全く出ない」という事は考えづらく、出づらい時に出す努力をせずに出さなかったために出口が詰まっているのだと思うんですよね。よっぽど体調が悪いとかコンディションが酷い時でもないと「出ない」というのはないと思っていて、そういうレベルで出ない時には無理をする必要はないんですが、なんとなく出づらいな、くらいの時にはちょっと頑張ってでも出してしまった方が明日以降の自分が楽になると思うのです。

 出力をしなければバロメータがないので今の自分がどのステータスにあるのかも確認できないですし、評価というものは出たものに対して行われるものなので(努力自体は尊いんですが評価には値しないのです)自分を評価するにはまずアウトプットをするしかないのです。

 先刻から「兎に角出力しろ」としか言っていないんですが、結論から言うと何をするにせよまず出力して評価をするのが正当な流れなので「まず出力しろ」というのが第一歩ですし、そして結論でもあると思うのです。

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如月翔也

 ガジェットとAppleとTRPGが大好きな中年男です。文章をとにかく書くのが好きなので毎日のように色々なブログで文章を打ちまくっています。もし何か心に引っかかるものがあれば私のTwitterをフォローして頂けると更新情報が流れます。