この世界に傷痕を残したい

 毎日毎日ブログをゴリゴリ書いているんですが、今はもう書く事自体が習慣化されて「ゲームをしない日は多いがブログを書かない日はない」という感じになってきているんですが、そもそもなんで毎日ブログをゴリゴリ書いているかと言うと、自分が生きてきた証を残したいからなのです。

 ものすごく話がすっ飛んだので誰もついてこれていないと思うんですが、私、世界に受け入れられている実感が薄い方でして、なぜ自分がこの世の中に生まれてきて生きているのか、という事に強い確信を持って答えを出す事ができないのです。
 自分にとって世界は特別なのに、世界にとって自分が特別でない事は普通に考えて当たり前の事なんですが、それでは納得ができない自分がいるんですよね。
 自分にとって特別である嫁さんにとって自分も特別でありたいのと一緒で、自分にとって特別である世界にとって自分も特別でありたいのです。しかしそれは叶わない。いくら望んでも無理です。私は数十億分の1でしかない。
 しかしそんなちっぽけな自分でも、世界に何か残したいんですよ。できれば大きな傷跡を。傷というのは特別なものなので、くっきりとあとを残して傷痕をつけてやりたいんです。自分が特別である事が叶わないのなら。自分から動いて大きな傷跡を残し、世界から見て無視できない自分になりたいんです。

 じゃあテロでもなんでもおこせよって話なんですが、私の言う世界は人間社会とはイコールではなく、なので人間社会に傷跡を残しても本当に望むところとは違うのです。
 世界を壊すものの遺伝子を運ぶ、という役割でもいいし、世界を救うものの遺伝子を残す、でもいいし、誰か世界にとって特別な人に影響を与えるでもいいんですが、何か特別なものに影響を与える何かになりたいんですよね。

 そこを考えると自分にできる可能性があるのは「特別な誰かに影響を与える」くらいで、そしてそれは多分知恵を持ってしないと駄目なんじゃないかと思うんですよね。まあ今までの経緯で誰かに影響を与えられたかで言うと答えはノーでしょうしこれからもノーなんでしょうが、可能性が0でない限りは無限に出力していけば必然的に誰かに到達するので、そのために毎日出力している部分があります。

 結論から言うと「認められない怨念で書き続けている」という事なので認められたら成仏せねばなりませんし認められなければ一生垂れ流し続けなければならないので頭の良い選択肢ではないんですが、これ頭で考える問題じゃなくて感覚の問題なので、多分一生変わらないと思うんですよね。
 よしんば誰か特別な人に認められても物足りないでしょうし、一生首を傾げながらアウトプットし続けている人生なんじゃないかと思います。

 まあそこをわかっていてやっているのでいいんですが、そこに気づくまでの人生の違和感って相当なもので、気づくまではかなり暮らしにくかったので、もし似たような感じの人がいたら、「それ感覚の問題だから一生変わらないと思うよ」というアドバイスをしてあげて欲しいと思います。

 もう無理ですよね。

この記事を書いた人 Wrote this article

如月翔也

 ガジェットとAppleとTRPGが大好きな中年男です。文章をとにかく書くのが好きなので毎日のように色々なブログで文章を打ちまくっています。もし何か心に引っかかるものがあれば私のTwitterをフォローして頂けると更新情報が流れます。